ある依存症者の終わらせたい日記

人生の大事なことは覚せい剤が全部教えてくれた。HIV×ゲイ×依存症×前科⇒精神保健福祉士のライセンス失効⇒最近復権。君子豹変して絶対に幸せになる。

こだわり、とらわれ、とりつかれ

どんなことも無駄にしたくない。

そんなこだわりが自分にはある。

こだわりは疲れる。

 

ミーティングのお題から自分なりのエピソードを見つけてオチを考えストーリーを推敲し誰かに伝える。

そうしないとこの時間は意味がない。

成果、結論にこだわる毎日。

終わることのない明日にうんざりしてしまう。


こだわりに比べてとらわれは心地いい。

丸ごと自分をお任せできるから。

薬にとらわれてる時はもう型が出来ちゃってて、準備段階から楽しくて仕方ない。

来たる日に備え体調管理をして、決まったコンビニで決まった銘柄のミネラルウォーター、栄養ドリンクを買って、それからパピコ(コーヒー味)も忘れずに、いざや///

ジェットコースターに乗ったときみたい。

どんなに声をあげようともう降りれない。

無意識の中の方位磁針が壊れる。

時間の流れの渦に飲み込まれる感覚がとても心地よい。


クスリを使う相手を部屋に呼んだときに「へー、そのための(キメセク用の)部屋借りてんだ」って言われたことがある。

毎日そこで息をして水を飲んでしっかり生活してるのに。

人様からは薬中心の断捨離生活に見えんだなあ。

薬を使うためのスイッチがどんどん増えていき

いつの間にか「とらわれ」が「とりつかれ」に。

あっという間に「取り憑かれ男=とりこ(虜)」の一丁出来上がり。


さてここからどうしよう。