やめたいやめたくない、結局やめれない病
「もう使いたい」から「やめてよかった」までの距離が果てしなく遠い。否、近すぎるのか?
どうにか今日だけを乗り越えて、やれやれと気を抜いた次の瞬間、使ってやれと目論む自分がいる。
日々が積み重ならない。
薬との距離はいつまでも変わらない。
勢い良くしてしまえばそのまま薬に手が届いてしまいそうな危うい毎日。
いつでも薬の元へ駆け出してしまいそうだ。
ミーティングでもスリップしてしまったと苦しそうに話す仲間を見ながら、つらいだろうにと悼みながら、再使用を羨んでしまう。
統合失調症の患者より統合が失調している。
ここぞと言う時の頓服薬が欲しい。
「やめたいけど、やめれない」ってのはどうにか解決の糸口は見つかりそうだけど、「やめたいのにやめたくなくて、やめられない」ってのはちょっとわかりにくて、わかってもらえない。
厄介な病を患ったもんだぜ。