ある依存症者の終わらせたい日記

人生の大事なことは覚せい剤が全部教えてくれた。HIV×ゲイ×依存症×前科⇒精神保健福祉士のライセンス失効⇒最近復権。君子豹変して絶対に幸せになる。

傷つけた人たちへ

ブログにしかり、ツイッターにしかり、まあ9モンもいれておこう、そういうネットの世界に顔を晒していると思ってもないような再会がある。
ボクの場合、依存症やらHIVやら前科やらもぶっちゃけてるんだが、海は広い、そんなに気にすることもなかった。きっとリスクマネジメントの才能が欠落してるんだろう。

ある日ダイレクトメールが届いた。
「自分はあなたとやったことがあります。ブログ読みました。HIVだったんですね。それなのにどうしてやってるときにコンドーム外したりしたんですか。すごく怖いんですけど。ひどいじゃないですか」って。そんな内容だったと思う。
色々確認するとたしかに心当たりのある子だった。
汗が出た。やった時期を確認し、自分の感染時期、投薬状況、ウイルス値、U=Uの説明までデータを添付したりして、HIVに感染することはまずないということをどうにかこうにか伝えた。(メールでの説明ってホント難しい)。
理解はしてもらえたとは思うが、傷つけたことは事実である。謝る前に彼のアカウントは消えてしまった。
本当に申し訳ないことをしてしまった。ごめんなさい。(他のSTIも大丈夫だから安心してください)。
どこかで読んでいてくれたらいんだけど。

気づかないまま傷つけてしまった相手がまだまだたくさんいるんだろう。それを全部受け止める力は今のボクにはまだない。だけど無責任ではいたくない。

...アイコンを横顔に変えてみた。正面きってはまだ無理そうだからこの辺りが妥当だろう。どんな過去とも胸を張って笑って遭遇できる日を目指して、行くしかないもんな。さあ!

 

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「天気が良いので、気晴らしに行って来ます」って親からのメッセージ。直方の河川敷のチューリップだそうで...

このご時世、リスクマネジメントのできなさは遺伝だったようだ。