ある依存症者の終わらせたい日記

人生の大事なことは覚せい剤が全部教えてくれた。HIV×ゲイ×依存症×前科⇒精神保健福祉士のライセンス失効⇒最近復権。君子豹変して絶対に幸せになる。

元 精神保健福祉士、希望を抱く

前の職場から離職票が届いたので失業給付の手続きにハローワークに行ってきた。

失業給付って窓口で手続きした日からの支給計算なんですね。離職日まで遡ってくれると思ってた。チクショー。転職は何度かしたけれど、厚生年金も社会保険も途切らすことなく生きて来たから(もとい、刑務所でのお勤め期間中は除く)、働く系の制度にはうぶだった。無知は罪とは言いすぎだろうが、無知は損だと実感。

職を求める人達のムードにあてられて、就労意欲が刺激される。その刹那、資格の喪失という現実を思い出す。

懲役になると国家資格は失効となる。(この措置を僕は国家権力による権利の剥奪と呼んでいる)。復権するまでのあと一年半。履歴書の資格の欄に精神保健福祉士とも社会福祉士とも書くことはできない。元精神保健福祉士って書いてみようか。訳ありってバレバレだ。

職歴にはかつての勤務先の医療機関や福祉サービス事業所を記載しないわけにはいかず、「そこではどんな仕事をしていたんですか?」って話になり、そうなると「相談支援です」って答えざるを得ない。自ずと「じゃあ資格は?」って流れになることは目に見えている。その先は...お手上げである。どうやったってカサブタまみれの脛の傷はバレバレだ。キャリアが足かせになってしまうこともあるんだなあ。

福祉業界って広いようで狭い。隠しても必ずバレる。バレるかもって思って働いてたら必ずスベる。苦手なTPOを考える。やっぱオープンで働くしかない。

オープンで行こうと思えることは社会に対して少しは希望を持ってるってことなんだよな。それってソーシャルワークの資質として大事だと思う。オレはまだソーシャルワーカーとしてやっていける。そうだろう?

 

いつかLGBTのアディクトが安心して集える場所(ハッテン場じゃなくて)、そういう居場所を作りたいなあ。

 

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