ある依存症者の終わらせたい日記

人生の大事なことは覚せい剤が全部教えてくれた。HIV×ゲイ×依存症×前科⇒精神保健福祉士のライセンス失効⇒最近復権。君子豹変して絶対に幸せになる。

負け犬の遠吠え

前の職場からのメールがモヤモヤを燻らせる。


「自分の人生を見定めて決意を持って戻られるなら受け入れるつもりです」と言われても...。この一年半毎日決意を持って生きて来たつもりなんで、何を持って決意を示せばいいのだろうか。決意は貯金できないのに...。戻んなかったら決意がなかったと思われるのかなあ。これから来るかどうかもしれない再使用時の罰まで今償わされている気分になる。


「割りのいい仕事を選ばれたら」って...。自分は依存症に理解のある職場環境をいちばんに求めていただけで給与待遇面でぐちぐち言ったことはなかったはず。今更割にいいとこにどうぞって言われても...(戻らなかったらあの人はお金で動いたって思われるんだろう...)。ボクはスリップしたときに一緒に悩んで欲しかっただけだ。そして処分も支援の一部だって納得させて欲しかった。底をつく準備をしてから底に落として欲しかった。箝口令で臭いものに蓋をして何もなかったかのようになってしまうのかなあ。


依存症の支援も充実していきたいって言ってたのに...。結局、その後のフォローも何もないことが求められてない証拠。戻ってきたいと思わせるような関わりをしてくれないんなら「受け入れる」なんて言って欲しくない。


モヤモヤがメラメラと怒りの炎に...


怒りで終わらせてはいけない...。依存症を理解していないだけなんだからこっちが受け入れてあげないと...。薄っぺらい独りよがりのマウント。情けない。オレがどれだけ社会を理解しているんだ?わかってもらうための努力もせず、あそこは戻る場所ではないと決めてしまう。棚上げも棚下しも下手くそな意識高い系アディクトは厄介なり。


ここにいたいと思ったからこその怒りなんだよな。離れがたいと思える場所を与えてくれたことには心から感謝したい。


やってもらえなくてがっかりした思い出を恨みのままで終わらせたくない。自分が嬉しかったことはその通りやってあげたい。自分が嫌だったことは決してやらないでおこう。やって欲しくてやってもらえなかったことをいつかやってあげることで乗り越えたい。

経験は全て学びだ。