ある依存症者の終わらせたい日記

人生の大事なことは覚せい剤が全部教えてくれた。HIV×ゲイ×依存症×前科⇒精神保健福祉士のライセンス失効⇒最近復権。君子豹変して絶対に幸せになる。

ボクの義務

診断書を見ながら思う。


知的障害、身体障害は「できること」と「できないこと」がはっきりしていてわかりやすい。

精神障害は「出来る時」と「出来ない時」とがあるのが特徴と言える。

依存症はどうだろう。

「回復したい気持ち」と「回復したくない気持ち」が共存両立している。

周りからしてみれば実に分かりづらいものであろう。


「この理解しにくさを理解してもらうために努力することは、障害者として特別なサービスを享受するにあたっての最低限の義務ではないだろうか。」

権利とは義務の行使を条件に与えられるものではない。

だから、きっと一般論としてはこの僕の考えは間違っているだろう。

ただ個人的価値として、生き方として僕はそうしたいと思う。