刑の一部猶予法に思うこと
出所後、保護観察所へ通ったとして、そこで何もかも正直な自分でいられるかというとそうは思わない(自信がある)。法務省の管轄の場所や人の後ろには常に裁判所の影がちらついてしまうからだ。ましてや二年近くの懲役における刑務所(法務所)へのあまり好意的とは言えない印象が刻まれてもいる。特段ひどい目にあった訳ではないのだが、同時に何か親身になって世話してもらえたという思い出も皆無だし、それはどんなことがあっても払拭されることはないだろう。とにかく一枚岩という法務省の強み(特性)が裏目に働いてしまっている。
出所して、待遇が一部猶予にかわり、ここからは以前とは別なので安心してくださいと言われたところで、「はいそうですか」とも割り切れない。あなた方は別かもしれませんが、ボクはずっとボク一人なんです。そんな反抗心反発心は消されない自信はある。っていうか絶対忘れたくない。
どうせだったら収監中に少しでも関わってくれたらよかったのに。グラデーション的にサポートを受ける仕組みがあればと思う。
まあここは罰をうけるところであって治すところじゃないから受刑者の身の上では頭が高い発言なんだろうけど。
何にせよボクのこの辺の歪んだ心持を訂正できるか一部猶予法のお手並み拝見といったところだ。
ボクの目のはこんな風に見えます