親への手紙 ～未発信～

こんばんは。
手紙が届いたので返事を書きます。
言葉を選ばずに思ったまま一気にいくので気分を害したらすみません。

関係者へもお歳暮をおくっていただいたようでありがとうございました。
こちらにお礼の連絡が入っています。ただみなさま結構恐縮されているようなので、もうこれ以上いろいろしてもらわなくて大丈夫です。僕自身ちょっとプレッシャーに感じます。ありがたくは思っていますが自分でやりとりさせてください。

ＭＴさんからそちらに連絡があったようですね。迷惑をかけないようにとありましたが、もうこちらからは彼女に連絡を取らない方がいいということなんなんですよね。ボクには「頼る」と「迷惑をかける」の違いがよくわかりません。どうするかゆっくり考えたいと思います。

保釈中のことですが前にも書きましたが家に帰りたくないという気持ちが強くありました。クスリを使っていたのか気になっているんでしょうが保釈中は使っていません。クスリを使うと僕は電車の乗り換えがうまくできなくなります。それに一泊二泊平気で家を空けるのにも抵抗がなくなってしまいますし。あの頃は幻聴とか幻覚、追跡妄想（公安警察に常に見張られてるとかノートとチェックされてるとか、スマホをハッキングされてるとか）があってまともではありませんでした。やってなかったと連呼することしかできないんですが、ただもし今後再使用してしまったとして（残念ながらそういうシチュエーションを想像することもあります）、その時に正直に打ち明けられるかわかりません。そうならないように注意深く生きるだけです。

マンションの借り手はまだ決まってないんですね。うまくいかないものです。
お金の話ですが、出所後すぐに働けるかはわかりません。働けても以前の給与を望むことはできないでしょう。障害年金や助成金の対象となったとしても治療費でとんとんとなりそうです。養育費の金額も相談してみようと思います。マンションの借り手が決まれば、その家賃収入分を弁護士費用への返済にあてれればと思っています。なるべく早く自立できるようにしたいですが、それまでは援助をお願いすることになりそうです。すみません。

前回の手紙で不正運動の懲罰の結果は「戒告」でした。血液検査前だったのでちょっとでも数値を上げれればと思ってだったんですが…。もう繰り返しません。あまりいろいろ言っても、さらにいろいろ言われそうで…、繰り返さないだけです。
優しくしてほしいっていうわけではありませんが（毎回差し入れ本もいただいていますし）、もうすこし気持ちへのレスポンスが欲しいです。事実に対しての叱咤ばかりなので正直へこみます。「子供なんでしかたない」「甘やかしすぎた」とありましたが（事実そうなんでしょうが）、こういう言葉こたえるんですよね。コーナーポストに追い詰められてパンチの連打を浴びてる気分です。
負担になっているのなら無理しないでください。出所まではどうしてもお願いせざるを得ないこともあって心苦しいんですが、なんとか早く借りたお金が返して自立します。

言葉尻につっかかったような内容になりました。思ったまま吐き出しました。全然すっきりしません。きっとこんな風に思わせてるんだなあと反省しています。もっと気持ちよく手紙のやり取りができるようになりたいです。
寒さが厳しくなりましたが、お体に気を付けてお過ごしください。

借り手のなかなか決まらない部屋