ある依存症者の終わらせたい日記

人生の大事なことは覚せい剤が全部教えてくれた。HIV×ゲイ×依存症×前科⇒精神保健福祉士のライセンス失効⇒最近復権。君子豹変して絶対に幸せになる。

親への手紙 その16

暑中お見舞い申し上げます。汗がぽたぽたしたたりおちています。暑いです。ひどく暑いです。暑すぎて鳥肌がたちます。
お元気ですか。なぜ月末でもなのに手紙がと思われるかもしれませんが、実は優遇区分があがり、通信の回数が一回増えたんです。月末以外にもう一通出せるようになりました。ちなみに優遇区分があがると月に一度自費(だいたい300円)でヤマザキのドーナツなんかのおやつが購入できます。
今日の府中の空は快晴です。しばらくはよくわからない天気が続いていましたが、どうせ暑いんだったら晴れのほうが気分はいいです。
いつも手紙ありがとうございます。もらった手紙に書かれてありましたが、出所後の生活についていくつか誤解があるようなので少し説明を加えます。
まず保護会が@@@に決まったいきさつについてですが、6月半ばに面接がありました。このときにはどこの施設なのかは教えてもらえませんでした。受け入れ可の場合のみ伝えられるとのことで6月終わりになってはじめて施設名を教えてもらいました。なので先月の手紙にはまだ詳細を書くことができなかったんです。
ダルクは保護会が難しそうだったら選択肢として考えようと思っていたので、今のところ特に打診はしていません。
何か誰かの特別なはからいで@@@に決まったわけでなく法務省のシステムとしで行先は決まったんだと思います。
さて、こちらのことですが、体調はかわりありません。先週C型肝炎の血液検査をうけました。肝機能の数値がよくない時期があったので一応検査を希望しました。去年のデータだと正常値だったので肝機能の悪化はHIVの薬の副作用だと思いたいんですが、まだ去年の検査時はまだ潜伏期で数値に出なかったという可能性もあり、はっきりするまで不安です。まあ今はC肝も薬で完治するらしいんでそんなに心配はしていません。もしキャリアだったとしてもここでは劇症化しない限り治療は行わないそうです。治療薬が馬鹿高いからだそうです。
報告できることといえば今回はこの程度ですね。平日の夕方は指がこっていて字が安定しません。また月末に手紙を書きます。ではお元気で。

 

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