ノンケの仮面 おまけ
仮面ネタをもうちょっと。
ゲイにかぎらず誰だって仮面をかぶって生きている。ある程度の仮面や嘘は生きるためのエチケットやマナーともいえる。いつでもどこでもすっぴんの人がひんしゅくであるように。
だけど本来とは違う別のセクシャリティの仮面をかぶるって、仮面どころのさわぎじゃなくなってしまう。生活、性格、生き方、丸ごと別の人間を演じきらなければいけない。覚せい剤についてなら、そのことだけを隠せばいい話だが、ゲイをかくすには一挙手一投足まで演じ切らなければいけない。仮面をつけるだけじゃなくて仮面にあわせた立ち振る舞いが求められる。別の誰かになろうと日々悪戦苦闘。24時間カメラで追われている気分。アイデンティティそのものを偽って生きるって大変なんだ。途中から変更しにくいし。
仮面をかぶらなくてもいい社会が理想だけど今すぐってわけにはいかなさそう。だからまずは安心して仮面を外せる場所がたくさんつくりたい。そのために何ができるだろう。
あー言葉が枯渇してきた、ネタはあるのに書けない。本を読まなければ。新しい言葉を覚えるとか、知らない言い回しを学ぶとかそういうことじゃなっくて、とにかく言葉を体に入れなければ書けなくなってしまう。人って多分そういう風にできている。本はいいよね。自粛も委縮もおかまいなし。どこへもトリップできる手のひらサイズの宇宙。ハブ ア ナイス トリップ!
なぜゲイは変態化しやすいのかについての考察(仮説、ノーエビデンス)