プリズンサークル リターンズ
「プリズンサークル、よかったよ」と周りに勧めまくったら、一緒に行こうと逆に誘われた。同じ映画を観に何度も映画館へ足を運ぶのはいつ以来だろう。誰かと一緒に映画館ってのも思い出せない。
一回目は映画を観るというよりは体験するに近かった。今回は少し冷静になって...観れたのだろうか。
ただただ受け入れてもらえる。その記憶が一つでもあればもう一度そこを目指し生き方は変えていくことができる。じゃあ、その思い出がないものはどうすればいいのか。ゴールを持たない者への頑張れという励ましは混乱をきたす。「底なしの受容」。その初体験が刑務所だったって、ない話じゃない。アディクトの話に真剣に耳を傾けるのは売人だけだったなんてそんなのヤク中あるあるだし。サンクチュアリとはよく言ったもんだ。
彼らが旅立つ世界がいつだってカラフルでありますように。頑張れ!