ある依存症者の終わらせたい日記

人生の大事なことは覚せい剤が全部教えてくれた。HIV×ゲイ×依存症×前科⇒精神保健福祉士のライセンス失効⇒最近復権。君子豹変して絶対に幸せになる。

薬物依存離脱指導実施プログラム その2

府中刑務所
薬物依存離脱教育指導実施プログラム 全5回 その2
教育部の男性 2名  女性心理士1名
静岡ダルクの方 1名 渋谷ダルクの方 1名
9:30~11:00 病舎二階5名(HIV、ゲイクローズド)

ダルクミーティングを体験してみよう
テーマ「我々はどうしてここにいるのか」

参加してみての感想。(一人ブレスト)
・適当な時間(5~10分)で自分のナラティブをうまく語るのは難しい。
・自分のここにいたる経緯を振り返ろうと思ったら一体どこまで遡ればいいのか戸惑う。
・人生の振り返りのいい機会になった。
・刑務所にいたる理由とこのプログラムに参加する理由の二つがこのテーマに含まれていることに後から気づいた、
・無言がダメなのでみんながだまってしまうとつい話してしまう。そして後悔。
・完璧にまとめ上げてはなそうとしてしまう。
・あまり神様に慣れ親しんだ生活をしてこなかったのでいきなり神が登場して面くらう。
ハイヤーパワーって何なんだろう。覚せい剤よりもいいものなんだろうか。
・ダルクミーティングのことは知れたけど、ダルクについてはよくわからないままだった。
・ダルクの方は話がうまい。話術を身につけることが目的ではないけれど、誰かに自分の話を理解してもらうために話をするスキルをもつことは大切だと感じた。
・何度も話す場(聞いてもらえる場)を経験して話せるようになっていくんだと思う。
・「覚せい剤について差しさわりなく話せる場」「覚せい剤について話を分かってもらえる場」この二つを満たす場所って改めて考えるとあまりないもんだなあ。
・みんなそれぞれ色とりどりの話をしていたが、梅田駅でこぶし大の覚せい剤を拾った話と昔の薬物事犯の懲役は短かった話が一番こころに残った。「あーいーなー」って思う。

 

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ボクのハイヤーパワーのイメージ