ある依存症者の終わらせたい日記

人生の大事なことは覚せい剤が全部教えてくれた。HIV×ゲイ×依存症×前科⇒精神保健福祉士のライセンス失効⇒最近復権。君子豹変して絶対に幸せになる。

倒れてみたい倒れていたい

「人からなんて言われると嬉しいですか?」と聞かれ考える。


「お前面白いなあ」とかかなあ...「話をすると落ち着く」とか、「頼りになる」とかでもいいし、あとシンプルに「ありがとう」も嬉しい。

自分が誰かに何らかの(できればいい)影響を相手に与えている存在であることに気付かせてくれる言葉に救われる。救いながら救われる。


してあげることが当たり前の価値観で仕事も私生活もこなしてきたから、与えてもらえてるだけの今の立場がむず痒い。居心地悪い。やってもらうことに馴染めない。無力な自分を受け入れることがうまくできない。

ホッと一息つくたびに景色がぼやけたものに思え、自分がどんどんダメになってく気がする。どこまでも受け入れ続けてくれる ダルクやNAに通っていると、どこまでも墜ちていくような気分になる。いつまでも底にタッチできないようで怖い。

今はもっと肩の力を抜いて大きな流れに身を委ねてみてもいいはずなんだろうことはわかっているんだが。

 

今は本気出してないだけ。これは本来の自分の姿ではない。焦る。変な姿勢で堪えてるととても疲れる。倒れてしまえれば楽なんだろうけどなあ。倒れたままでいたいと嘆くカフカになりたい。